【受験生必見】択一・書式の具体的な勉強法
こんにちは!書家大迫正鋒
(@OsakoSeiho)です。
今回は、土地家屋調査士試験に向けた択一と書式の具体的な勉強法についてお話しします。
私の実際の勉強法をとても詳しく解説しているので、役に立つ部分が少しでもあれば即活かしてほしいと思います!
私は試験当日、択一は満点・書式は9割ぐらい取れているので、大幅に間違った方法ではない...はず!
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択一の勉強法
過去問マスターを何周もする
私は、映像授業を受けるのと同時並行で、択一の過去問題集「過去問マスター」をひたすら解きまくってました。(1日10〜15ページぐらいのペースを目標に)
答練が始まってからは答練も合わせてやっていましたが、特に過去問マスターはもう何周したのかわからないぐらいやりました。
具体的なやり方はこんな感じです。
【1周目】
・教科書(合格ノート)を見ながら解き、教科書に載っている知識が実際に問題でどのように活かされるのかを知る
・できた問題もできなかった問題も、重要な部分がわかるように教科書や六法に線を引いたり解説を書き込んだりする
【2周目以降】
・何も見ずに解く
・できなかった問題に青の付箋を貼る
・繰り返し解いて、解けるようになったら付箋をとる
※付箋がとれたものも、日が経つと絶対忘れるので月2,3回はもう一度解いてみる
・何回やっても間違えてしまう問題は赤の付箋に貼り替え、覚えるまで重点的に繰り返す
↑実際はこんな感じでした。ちょっと貼りすぎかも。
司法書士・公務員の試験を解く(アプリ)
司法書士や公務員の試験にも範囲が被っているところがあるので、参考になるかもしれないと思いアプリを使って解いていました。
私が使っていたアプリはこちらです。電車の中や寝る前にやっていました。
アプリで間違えた問題や新しく知った知識は、そのままにせず必ず六法や教科書を確認していました。
実際解いてみて、司法書士試験は土地家屋調査士より応用的な問題が多く、公務員試験は基礎的な問題が多い印象でした。
ちなみに、過去問題集とアプリの割合は9:1ぐらいでした。アプリはあくまでサブなので、余裕がなければやらなくても大丈夫だと思います。
重要なのはとにかく過去問を完璧に解けるようになること!似たような問題は毎年必ず出ますからね。
新しい問題にどんどん手をつけるよりも、1,2冊の過去問を復習しまくるのをオススメします。
書式の勉強法
解答用紙を大量に用意する
書式はとにかく実際に書くことが大事です。
「頭の中ではなんとなく解けるしいけるっしょ〜」と思っていると、実際書こうとした時全く手が思うように動かなくて詰みます。(実体験)
とはいえ、特に裏面の作図はノートで書くにはちょっと大変なんですよね。サイズが足りなかったり、定規がガタついたりするし。
そこで私は、最初についてきた書式用のでっかい解答用紙を大量にA4コピーしてそれを使っていました。
こんな感じ↓
解答用紙は土地や建物で種類ごと(表題登記・表題部変更登記など)に分かれているので、それぞれコピーをたくさん作っておくといいです。
解いた後は土地と建物・区分建物に分けてA4ファイルに入れ、試験前も見直せるようにしておきましょう。
またここで重要なのが、左の写真の上に書いてあるように「その問題がどんな種類の登記なのか」を書いておくことです。
書式を解きまくっていると、登記の種類がありすぎてだんだん混乱してくるんですよね。しかもそれを間違えると全く点数にならないという罠っぷり。
それを防ぐためにも登記の種類は必ず明記しておき、新しい問題を見ても「これはどの種類の登記なのか」をすぐに判断できるようにしておきましょう。
時間を計って解く
書式は初めは全くわかりません。そんなもんです。1題解くだけで1日が終わることもあります。
なので、初めのうちは時間を計らずに解いてしまって大丈夫だと思います。
ただ試験2ヶ月ぐらい前には、時間を計って勉強し始めた方がいいです。択一に30分かけるとして、だいたい土地80分・建物40分(区分建物の場合は60分ぐらい)という時間を目安にしました。
実際時間を計って解いてみると、 あまりの時間のなさにびっくりします。もうこれは何度も解いて慣れるしかないと思います。
文章を読むのが遅く問題にたどり着けない人は、まず先に問題をざっと見て「どんな情報があればこの問題が解けるのか」をメモしてから、文章(土地や建物のことを解説している部分)を読みましょう。
計算が遅い人は、とにかく土地の計算問題で時間を使ってしまうので、関数電卓を正確かつ最速で打てるよう修行しておきましょう。
(関数電卓の使い方は後でブログにします)
完璧に解けるようになるまで何周もする
択一と同じように、書式も過去問を何度も解きまくってください。
解けた問題も解けなかった問題も、解説をよく読んで六法や教科書にメモを残しましょう。
東京法経学院の人は、書式マスターと前年度の過去問・答練をきちんとやっていれば、それ以外にはあんまり手をつけなくて大丈夫だと思います。
まとめ
とにかく持ってる教材を完璧になるまで繰り返していればなんとかなります。
焦って新しいことにばかり手をつけても、知識を活かせずただ単に「問題を解いた」という経験ばかりが増えることになってしまいます。
大事なことは「知識を活かせた経験」を積むことです。
辛抱強く頑張ってください。