土地家屋調査士試験 8ヶ月で全国一位合格した勉強法

平成29年度土地家屋調査士試験に8ヶ月間の勉強で全国一位の97.5点で合格しました。その時の勉強法などについてまとめています。

調査士の前に...測量士補の勉強法と当日の注意点

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こんにちは。書家大迫正鋒

f:id:hakuaIwon:20181102131109p:plain@OsakoSeiho)です。

 

今回は、土地家屋調査士の勉強をするときに一緒に勉強するといいと言われる測量士補という資格について解説します。

 

 

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osakoseiho.com


 

私が実際にこなした、合格までの勉強スケジュールはこちら

測量士補の具体的な勉強期間も書いてあります)

osakoseiho.hatenablog.com


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測量士補の資格をとると何がいいの?

土地家屋調査士の当日試験は、1日の中で

・午前に行われる数学の試験

・午後に行われる土地家屋調査士の本格的な試験

の2つが行われます。

 

ですので、土地家屋調査士試験の試験を受けるにあたって、午前の数学の試験の勉強・午後の法律や作図の勉強の両方をやらなければいけません。

 

しかしここで測量士補の資格を持っていると、なんと午前中の数学の試験がパスできちゃうんです!

測量士補の試験は毎年5月に行われるのですが、ここで測量士補の資格をとってしまえば、その後の6〜9月を午後の法律や作図の勉強だけにあてることができます。

 

 

測量士補の勉強法

測量士補の勉強は、東京法経学院の教科書だけを使っていました。計算は基本的にサインコサインがわかっていれば簡単なレベルで、覚えることもそこまで難しくはなかった印象です。

ただ、初見ではどうやっても意味がわからないところがいくつかあったので、そこは完全に捨てて、それ以外のできるところで確実に点を取ることを目指しました。

 

実際に勉強した期間としてはだいたい2,3ヶ月ぐらいでしたが、特に数学が得意な人はそこまで一生懸命やらなくても大丈夫だと思います。

 

 

また、測量技術は日々成長しており、そのため試験問題も授業ではやらなかったような最新ネタが出てくることがあります。

私が試験を受けた時は、車を使った測量の問題が出ました。この問題は教科書に載っていない、これまで見たことのない範囲でした。

 

ただ、試験が始まる前、会場の外で東京法経学院やほかの塾の先生たちがうちわやチラシを配っていたんですよね。そのチラシに「試験前にもう一度確認したい問題」が載っていて、そこに車の測量の話がが書かれていたんです。

そういうこともあるので、試験当日はいろんなところにアンテナをはっておくといいかもしれません。

 

 

当日の注意点

近くの喫茶店はめちゃくちゃ混む

試験前に少し勉強しようと近くのコメダに寄ったところ、既に測量士補を受ける人たちがものすごくたくさんいて満席になっていました。私は運良く相席で座ることができたのですが、そうでない方はみんな外で勉強しているという状態でした。

しかもその日は5月でもとても暑い日だったため、外で勉強している人たちは本当に苦しそうでした。

もし試験前に勉強したいと考えているなら、かなり早めに行くことをお勧めします。

 

受験生は若い子が多い

測量士補の試験は、実は工業高校の高校生も一緒に受けています。まずそこで心が折れないように気をつけましょう。ここはあくまで土地家屋調査士の資格を取るための通過ラインです。

また、これは私の教室だけかもしれませんが、あまり試験を重要視していないのか試験が始まってから入ってくる高校生が何人かいました。そういうことが起こっても、集中力を切らさないよう気をつけましょう。

 

 

まとめ

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測量士補は問題としてはあまり難しくないので、土地家屋調査士試験の勉強を圧迫しないよう計画的にスケジュールを立てて挑みましょう。