土地家屋調査士試験 8ヶ月で全国一位合格した勉強法

平成29年度土地家屋調査士試験に8ヶ月間の勉強で全国一位の97.5点で合格しました。その時の勉強法などについてまとめています。

土地家屋調査士試験の必須アイテム!関数電卓をマスターしよう

 

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こんにちは。書家 大迫正鋒

f:id:hakuaIwon:20181102131109p:plain@OsakoSeihoです。

 

今回は、土地家屋調査士の書式試験に欠かせない関数電卓についてのお話です。

 

 

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【必見】世界一役に立つ、択一・書式の具体的な勉強法はこちら

osakoseiho.hatenablog.com


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関数電卓って? 

関数電卓とは、書式の計算問題に使う特殊な電卓のことです。

土地家屋調査士の試験において絶対に必要となるアイテムの一つで、これを使いこなすことができれば合格がぐっと近づきます。

 

 

関数電卓と普通の電卓の違い

関数電卓は書式の計算問題で使うと書きましたが、「普通の電卓じゃダメなの?」と思う方もいるかもしれません。

実は関数電卓には、普通の電卓にはないめちゃくちゃ便利な機能がたくさんあるんです。

 

その中でも土地家屋調査士の試験で主に役に立つ機能は

・計算結果を関数電卓に登録できる機能

・土地や建物の一辺の長さ、面積をあっという間に計算できる機能(複素数計算モード)

の2つです。

 

計算結果を関数電卓に登録できる

例えば、

(´-`).。oO(まず1+2の答えをAとして登録しよう)

【電卓】1+2=3 → A

(´-`).。oO(次は3+4の答えをBとして登録しよう)

【電卓】3+4=7 → B

(´-`).。oO(さっきの答え同士を足したいな)

【電卓】A+B=10

 

このように、

計算結果を関数電卓に登録→使いたい時に引き出す

ということができるのです。

 

これだけ見ると「なんだそんなことか」と思うかもしれませんが、実際の問題では答えが「132.7548935」とかになることがあるんですよね。それをいちいち打ち直していては、短い試験時間の中で大きなロスになります。

 

土地や建物の一辺の長さ、面積をあっという間に計算できる (複素数計算モード)

関数電卓には「普通の計算モード」と「複素数計算モード」の2種類の計算の仕方があるのですが、

・「複素数計算モード」で

・上記の「計算結果を登録できる機能」を使う

ことで、土地や建物の一辺の長さや面積をあっという間に計算できちゃうんです。

これを覚えたらもう普通の計算には戻れません。ほんとに。使わない手はないです。

 

次にその具体的な操作方法を紹介します。

 

 

関数電卓の具体的な操作方法

他力本願なのですが、関数電卓の具体的な操作方法はこちらのサイトをご覧ください。めちゃくちゃ詳しく載ってます。マジで神です。この操作方法を覚えれば間違いなく土地や建物の一辺の長さ、面積をあっという間に計算できます。

(ただこちらも少し古い情報なので、たまにボタンの名称とか場所がちょっと違っていることもあります。これと照らし合わせながら持っている関数電卓の説明書を読んでみるといいと思います)

chosa4.com

 

 

おすすめの関数電卓(2017年8月時点)

先ほどのサイトにもオススメの関数電卓が書いてありましたが、私が特にオススメしたいのが

Casiofx-JP900です。

casio.jp

 

この関数電卓は私も実際に使っていたもので、当時は最新機種でした。特に使いづらいところもなく、試験でも問題なく使用することができました。

(なおこれは2017年8月時点のものなので、試験の規定が変わったりもっといい機種が出たりしていたら注意してください。)

 

 

関数電卓は必ず2台持ちを!

先ほど【関数電卓と普通の電卓の違い】でも書きましたが、

「土地や建物の一辺の長さ、面積をあっという間に計算」をするためには、

関数電卓の「複素数計算モード」で

・計算結果の登録

をしなければいけません。

 

ただ、せっかく「複素数計算モード」を使って計算結果を登録しても、その後「普通の計算モード」に切り替えると、登録した計算結果が全部消えてしまうのです。

試験では「複素数計算モード」と「普通の計算モード」の両方を行ったり来たりしながら使うので、そういうことが頻繁に起こります。

 

ですので関数電卓は「普通の計算用」と、「複素数計算用」の2台を必ず用意しましょう。

(もし関数電卓が進化して複素数も両方計算できるようになっていたら、1台で大丈夫です)

 

 

まとめ

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関数電卓は使いこなせば最強のアイテムです。

上記の計算方法を習得したら、それを爆速で正確に打てるよう修行しましょう。

実際に時間を計りながら書式の問題を解くと、関数電卓を素早く打てることがどれだけ重要なことかわかると思います。